インサイドセールスの電話営業は、実際に何を話しているのか
「電話営業」と聞くと、断られ続ける仕事を想像する方が多いと思います。この記事は、未経験からインサイドセールス職を検討している方に向けて、テクノ設備株式会社の提案営業が電話で何を話し、断られたあとに何をしているのかを書きます。売り込みのコツではなく、仕事の中身の話です。
インサイドセールスと電話営業は同じ仕事なのか
同じではありません。電話営業は「電話で売る手段」を指す言葉で、インサイドセールスは「訪問せずに商談まで進める職種」を指します。電話は、その職種が使う道具のひとつです。
テクノ設備のインサイドセールスは、業務用空調機・冷凍冷蔵庫の入替提案を扱います。電話をかけて、その場で契約をもらう仕事ではありません。相手の設備が何年前のものか、いま困っていることがあるか、誰が入替を決める人かを聞き取り、話が進みそうな相手を見つけて次につなぎます。
そのため、電話の役割は「売る」より「確かめる」に近いです。一度の通話で全部を決めようとせず、次の連絡の約束を取ることを目的に置きます。
電話で最初に確かめる3つのこと
最初の通話で確かめるのは、次の3つです。順番も、だいたいこの通りです。
- いま使っている業務用空調機・冷凍冷蔵庫が、何年前に入れたものか
- 設備の入替を決めるのは誰か(店長か、本部か、オーナーか)
この2つが分かれば、その電話は成果です。契約が取れなくても、情報が残ります。
相手の商売に直結する設備なので、困っていれば話してもらえます。困っていなければ、そこで無理に広げません。
断られるのは失敗なのか
失敗ではありません。テレアポは断られることが前提の仕事です。営業支援の解説記事(2025年2月13日時点)でも、テレアポは基本的に断られることが前提で、成功確率を飛躍的に高めることはあまり期待できず、地道な改善の積み重ねが成功率向上につながるとされています。
同じく、テレアポの成約率について「中級者で0.5%〜2%ほど」という調査記事の記載もあります(2024年10月1日時点)。つまり、慣れた人でも大半は断られています。
ここを知らずに入ると、断られた回数を自分の能力の問題だと受け取ってしまいます。未経験の方に最初に伝えているのは、断られた数ではなく、確かめられた情報の数で1日を振り返るという考え方です。
未経験でも電話がつながるのはなぜか
扱っている商材が、相手にとって「いつか必ず替えるもの」だからです。業務用空調機も冷凍冷蔵庫も、壊れたら店の営業が止まります。だから、話を聞く理由が相手側にあります。
加えて、省エネ設備の更新を支援する制度が公的に用意されています。東京都は「2050年CO2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、中小企業等の省エネルギー化を推進するため、省エネ設備の導入と運用改善に要する費用の一部を助成する制度を設けています(2026年時点の記事による記載)。
こうした制度の話は、売り込みではなく情報提供として受け取ってもらいやすい内容です。未経験でも、商品知識より先に「相手が知りたいこと」から入れます。
1日の架電は、どんな時間の使い方になるのか
架電だけを一日中続ける組み立てにはなりません。電話をかける時間、記録を書く時間、見積や資料を用意する時間に分かれます。
- 電話をかける:相手の営業時間に合わせる。飲食店なら開店前や午後の空き時間
- 記録を書く:通話の直後。誰に、何を聞き、次はいつ連絡するか
この3つのうち、未経験の方が軽く見がちなのは記録です。記録が薄いと、次の電話で同じことを聞き直すことになり、相手の時間を奪います。記録を丁寧に書く人は、二度目の通話から会話が変わります。
話がうまい人が向いている仕事なのか
そうとは限りません。この仕事で差がつくのは、話す量より、聞いた内容を正確に残せるかどうかです。
未経験9割からスタートしている職場なので、入社時点で電話が得意な人はほとんどいません。それでも続けられているのは、覚える内容が「商材の話」と「聞く順番」に絞られていて、順番通りにやれば同じ手順を再現できるからです。
向き不向きで言えば、次のような人は続きやすいと感じています。
- 自分で決めた目標に対して、淡々と量をこなせる
- 断られた理由を、次の電話の材料として書き残せる
- 成果が数字で見える環境のほうが納得できる
逆に、毎回違う成果の出し方を試したい人には、単調に感じる時間があります。
2026年に5名を採用します
テクノ設備株式会社は、2026年内に5名の採用を予定しています。学歴は問いません。営業経験、電話対応の経験がなくても応募できます。
建設・設備分野は人手が足りていない領域です。2025年11月の有効求人倍率は建設が5.3倍と報じられています(2026年1月13日時点の記事)。設備の入替提案という仕事は、この先も需要が続く側にあります。
未経験から入って、断られながら手順を覚え、成果が給与に反映される環境で働きたい方に向いた募集です。
よくある質問
電話で怒られることはありますか
あります。営業電話なので、断り方が強い相手もいます。ただし、その場で言い返す必要はありません。名乗って、用件を伝えて、不要と言われたら引くという手順を決めてあるので、判断を毎回自分で背負う形にはなっていません。
トークスクリプトは用意されていますか
されています。はじめはそちらを上から下まで読んでいただければ大丈夫です。ただし、慣れてきたらアウト返しや付随する質問などをして、話を進めていきます。
訪問営業はありますか
インサイドセールス職の中心は電話と社内での提案準備です。設備の現地確認や工事は、工事側の担当が動きます。飛び込みで一日歩き回る仕事ではありません。
仕事の中身をもう少し詳しく聞いてから決めたい方も歓迎します。採用ページの応募フォームから、お気軽にご連絡ください。
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